- コーティングの種類ってどんなものがあるの?
- ガラスコーティング施工後 ボディの扱い方は変わる?親水と撥水の違いは?
- ガラスコートってどんな風に施工するの?
- 現在他社のコーティングを施工しています。その上にガラスコート剤は施工できるのでしょうか?2度塗りはできますか?
- 本当にガラスコート剤と言う事をチェックする方法は?
- ガラスコートが施工できる対象物はどんな素材?
- 誰が施工しても一様にうまくできるものでしょうか?
- 野外での施工でも大丈夫でしょうか?
- ガラスコーティングに必要なものは?
- 脱脂って重要?
- ムラってなんですか?
- ガラスコーティングすればサビは発生しませんか?
- ガラスコーティングをすれば傷は消えますか?
- ボディに自然に付く傷の事を教えてくれますか?
- ガラスコートの撥水性はどれくらい長持ちしますか?
- 撥水 疎水 親水はどれがお勧め?
- ガラスコートすると紫外線劣化を完全に防止できるって聞いたけど本当?
- 洗車後 水分を拭き取りするのを忘れて白い斑点のようなものがついてしまいました。どうしたら良いでしょうか?
- ガラスコート後に洗車に使うシャンプーは専用のものが良いの?
コーティングの種類ってどんなものがあるの?
ワックス ポリマー (表面に存在し固まらない)
施工性4~6 性能2 耐久性2 再施工性9
長所 艶がかなりでる 水に強い 撥水する 柔らかいものに施工できる 油の膜があるので、汚れがこびりつきにくい 施工が安い
短所 油なので洗剤に弱い 汚れが食い込みやすい&蓄積する 熱に弱い 施工が少し大変 塗装と化学的に結合していないので日常生活に対して耐久性が無い
備考 ガラスコーティングよりも優れている部分は多々あり ショーカーモデル向けの 短期間艶出し剤と考える場合もあり
ガラス系コート剤 (表面に存在し固まらない 物によって性能がバラバラ)
施工性9 性能3~5 耐久性1~4 再施工性10
長所 施工が簡単 ワックスに比べ熱に強い 汚れがそこそこ蓄積しにくい 艶がそこそこでる 柔らかいものにも施工できる 施工が安い
短所 水・洗剤に弱い 塗装と化学的に結合していないので日常生活に対して耐久性が無い
備考 商品によって目的がバラバラで「洗浄」「コート」などの目的が多く、性能もバラバラ
ガラスコーティング (表面で固まる)
施工性2~4 性能4~8 耐久性5~10 再施工性1
長所 艶がでる場合がある 汚れを蓄積しない 水・洗剤に強い 撥水 親水する 熱に強い 塗装と化学的に結合しているので日常生活に対して耐久性が高い
短所 施工が大変 施工後の管理が大変 汚れが喰いつくと取れにくい場合がある(撥水) 柔らかいものには施工できない 施工が高い
備考 簡単に施工できるものは特殊能力も無く、耐久性など全てが犠牲になっている場合がある。性能はバラバラ 耐久性もバラバラである。物によっては再施工性はとても悪い。撥水層を展開しないプロテクション膜だけのものもある。
マジックガラスコーティング (ボディの中に存在 表面は撥水層のみなので 固形とも液体とも言えない)
施工性10 性能 10 耐久性8 再施工性10
長所 施工が簡単 施工が安い 艶がそこそこ出る 水・洗剤に強い 撥水する 施工後の管理に神経質さが無い シリカスケールが取れやすい 熱に強い 汚れを蓄積しない 再施工がすぐにできる 柔らかいものにも施工できる 塗装と化学的に結合しているので日常生活に対して耐久性が高い
短所 ボディがある程度綺麗でないと発動しない場合がある 性能が高すぎるのにプロテクション膜がないため、汚れが食いつくと処理が大変
備考 ガラス系コーティングだが、耐久性はガラスコーティングといっても問題ないレベル。
の4つが大まかにあり、
ガラスコーティングには
純粋なガラスビーズを展開する
「アクアミカ・ポリシラザン系」
(CR-1 アドバンストクォーツ クォーツガラスコーティング リアルコーティング5 スーパー7など)
レジン シリコンなどで構成されている
「樹脂タイプ」
第一世代 (ピカピカレイン 俺のコーティング「ベースタイプ」)
第二世代 (俺のコーティング超撥水タイプ GZOX インフィニティ ブラストSなど)
に大別され、それ以外として
アクアミカのベースに トップコートとしてフッ素等を結合させた
「バインドタイプ」
(ハイモースコート)
瞬間アンカーベースコーティングに樹脂系ガラスコーティングと超撥水剤を含有させた
「ハイブリットタイプ」
(リアルコーティングで発売予定です MGR マジックガラスコーティングレボリューション)
というものもあります。
「アクアミカ・ポリシラザン系」
基本的にアクアミカ・ポリシラザン系はガラス剤の保存が極端に難しく、空気中に放置すると15分ほどで白濁等の劣化をしてしまうものもあります。そういった理由で保管はガラスの遮光瓶のみとなります。
手塗り以外の場合は、特殊機材が必要になる為、お店に車両を持込し、施工して貰うこととなります。
効果はボディ表面に薄いガラスビーズを展開し、汚れなどを落ちやすくする表面改質効果がありますが、水分等がビーズの間を貫通するため、防錆効果は低いです。
実際のボディに施工した際は、極端な薄膜のため、硬度は全く無いといって過言ではありません。ビーズ展開の為、どちらかというと膜が無いと当店は解釈しています。
ボディ表面の摩擦係数が上がる為、傷はノーマルボディより入りやすくなります。
硬度が高いので傷防止になるという説は完全に間違えですので、ご注意下さい。
「薄膜なので熱の膨張に対して追従する」←若干違います
「ガラスビーズを展開して膜になっていないので追従するのです」
特に二輪業界に多いこのガラスコーティングですが、90%以上の説明が間違えています。
エンドユーザー様どころか取り扱い施工ショップも騙していると過言ではありません。
施工1ヶ月ほどは「撥水性」1年ほどは「疎水性」1年以降は「親水性」を現します。
施工直後に水をかけると急激に表面変化し、撥水→疎水に一気になります。
そのような施工方法をすると後のコート膜寿命が著しく下がる場合がありますので、通常はコート面を保護するトップコートを塗布します。(しない場合もあります)
知識が無い施工店は施工後いきなり水をかけて「ほら親水タイプです」と言っていますが、やってはいけない行為です。トップコートをかけた後に水をかけている場合もトップコートの動画ですので、数ヵ月後とは内容が違う動画です。ご注意下さい。
このコート剤は厚みはほぼ無く、光沢剤なども含んでいない為、施工後も風合いが全く変わりません。よって下地のボディを研磨することが非常に重要になります。
ガラスコーティングで光沢が上がるわけではありません。
持続能力は初期の溶剤のガラス濃度及び施工時の下処理により劇的に変化するので知識及び正確な施工法方が要求されます。
施工業者が 「艶が上がり 防錆する」と言っているのは間違えに近いです。
施工後1ヶ月ほどは撥水性を示すので、1ヶ月間ほどは防錆効果があるので良いほうに利用しているのだと思います。)
ガンで施工するよりも手塗りの方が空気に触れる時間が減るので、安定してガラス剤を定着する事ができます。
細かいパーツで手塗りができない場合はガン施工、その他は直接手塗りが望ましいです。
ガンで施工する場合は適度に薄いガラス剤を複数回施工するのが望ましいです。
加水分解反応で表面が出来上がるコート剤なので、赤外線乾燥機などは全く意味を成しません。それらを行っているショップはパフォーマンスとなります。ご注意下さい。
基本的に油汚れの下に水が入り込むため、水で汚れがある程度落ちるので 防汚性能は高いガラスコーティングと言えます。
成分上 膜を形成することはできず、ビーズ状のガラスが展開する為、きちんとガラス剤が定着する正しい施工が必要不可欠となります。
純粋なガラスに転化するため、耐熱性が高く 金属 プラスティックなどにもある程度施工することができます。
塗装面に対してはキチンと定着しますが、金属面 プラスティック面は塗装面に比べて元素記号の「O」が無い為定着率は著しく落ちます。
(金属やプラスティックにもバッチリ施工できるのは半分嘘)
このガラスコーティングの歴史は長く、細かく仕様変更されているので、色々なタイプが存在しますが、さまざまな種類のポリシラザン系ガラスコーティング剤は硬化後 一様に同じ成分及びビーズ膜を形成します。
ただし、施工後の耐久性はガラス濃度と施工方法に比例しますのでそこが重要ポイントとなります。
アクアミカ・ポリシラザン系のガラスコート剤は非常に不安定なもので、
気温湿度熱等により、不安定なコート膜を形成します。
ですので、安定しての施工が非常に難しいコートでもあります。
アクアミカ ポリシラザン系のガラスコートの施工機材などの重要性はパットサービスのディティーリングのページで詳しく解説しています。
このコーティングの持続率は濃度・施工方法にもよりますが、3年~10年未満となります。
●膜が無いので 膜厚感は ほぼゼロ
●摩擦係数が上がる為、傷が入りやすくなる
●油汚れの下に水が入るので洗車時とても楽になる
●耐久性抜群
●施工時 ガラス剤がすぐに劣化する
●二輪業界にあるこのガラスコートの説明は嘘ばかりと思った方が良い
「樹脂系」
樹脂系は基本的に手塗りのみとなり、保管は瓶または、シリンジ等の外気が遮断されているものであれば数ヶ月の安定保管は可能です。
ネットなどで樹脂タイプ(塗りやすい 光沢が最高 完全無機質などと言っている商品)の商品なのに、「遮光瓶だから本物の証」という内容は間違えではありませんが、知識不足の内容となります。
塗装がされているパーツが主な施工対象となり、
「ケイ素が入っているもの」(当店ではクォーツタイプと総称します)
「ケイ素が入っていないもの」(当店では特殊レジンタイプと総称します)
に分かれます。
「珪素 ケイ素 ガラス成分 シリコン クォーツ 石英」 呼び名はいろいろありますが、 これらが含有されている事が明記してある場合は、含有されていないものに比べて、 完全硬化後は膜厚があり、硬く・耐久性が高くなります。
ガラス成分という単語は非常に曖昧で 重要なのは鏡に垂らして1時間ほどで硬化が始まり、数時間で固く硬化、数日でカチカチになり、塗布した後、1日後にスポンジが硬くなるものが本物で本当に耐久性があります。
数日たっても、施工時のスポンジが柔らかかったり、鏡の上に垂らしたコート剤がブヨブヨしたり、厚みがなかったりしたら偽物です。
当店がチェックした際は市場にあるものの大部分が偽物でした。
「完全無機質ガラス」とよく言われますが、ワックスなどの酸化劣化するものと違い、ガラスコーティングは劣化しにくい為、 樹脂等も含めて 「完全硬化するものが ガラス」といわれますが、本当のガラスとは全く違うものです。
ガラスコーティングといっても樹脂であり、それでも固まるという観点から この業界ではガラスコートと呼ばれます。
樹脂ガラスコートは
アクアミカタイプに比べ、熱に弱くどのガラスコートも200度ほどの耐熱しかありません。(700度耐久などはアクアミカ系以外 間違えの表記となります)
樹脂系は気軽に施工できて楽しい体感できる点が利点となっています。
樹脂ガラスコーティングは高品質の塗装のようなものと解釈しても良いです。
成分の違いにより、膜厚 硬度 撥水性 特殊能力 などが変わる為多数の種類が存在します。
加水分解反応で表面が出来上がるコート剤ではありますが、塗料に近い成分なので、赤外線乾燥機も多少の効果はあります。
樹脂系は水分を加水して施工するタイプ(セミウェット施工)と加水しないで施工するタイプ(ドライ施工)が存在しますが、セミウェット施工ができるタイプはケイ素が含有されておらず、かなりの薄膜となります。
セミウェット施工のものは基本的に超撥水などの性能を有しますが、それらは上記の通り薄膜で、特定の条件を突破しないと耐久性が低いです。(超撥水は通常の艶のあるボディだと1ヶ月~2ヶ月でダメになり、4ヶ月では普通の撥水になります。 6ヶ月撥水がもてば良い方でコート膜の性能自体は約8ヶ月ほどで完全に消失します)
傷が付きにくくなる能力に対してはノーマルの塗装より硬度が高くある程度の膜厚も確保できる為、若干ですが向上します。
樹脂タイプの中でも 塗布後 トップコートを発現しないベースコートのみの第一世代と 塗布後 ベースコートに自動でトップコートを発現する第二世代があります。
トップコートは繊細で汚れ、摩擦でダメージを受けます。
撥水等を楽しみたい場合は2週間~3週間に一度正しい洗車をする必要性があります。その洗車により、撥水力も落ちるという特性があります。
ポイント
●施工はそこそこ大変
●膜厚感は商品によりけり
●塗料を塗っているような感覚
●「超撥水」の物は特殊能力方向に振っているので艶のあるボディに施工した場合、薄膜で耐久性が低い場合が多い
「バインドタイプ」
アクアミカを施工後トップコートとして超撥水をおこすフッ素等を塗ったりするもので、
アクアミカとトップコートがバインド結合しています。
結合している為、通常のフッ素等のコート剤よりもより長く撥水を保つ事ができます。
ただし、フッ素特有の性質の超撥水等の能力はバインドしてるとはいえ、中期には失われ、さらに汚れが原因で、強撥水→撥水と変化します。
施工後インターバル期間(安定保管時間)は数日を有する事があります。
通常のフッ素系は2ヶ月が超撥水 3ヶ月強撥水 4ヶ月撥水 5ヶ月疎水と変化しますので、バインドしている分それらよりは能力が長持ちします。ただし、フッ素系は雨シミ等が付着しやすいので、それらも注意点となります。
フッ素が結合しているので擦れなどに対する能力は施工直後は高いのですが、親水性を発現するアクアミカ系と一緒になっているため、徐々に撥水性は失われます。
硬度の表記はアクアミカ 擦れに対しては施工後短期間の能力というものです。
フッ素が生きている間は表面の摩擦係数が低い為、傷は入りにくいコートと言えます。
実際ボディで施工する際には起こらないアクアミカ特有の硬度と 施工後短期間のフッ素の特質である耐摩擦&長期間のアクアミカの特性を無視した内容で宣伝をしているガラスコートといえます。
ポイント
●施工時と数ヶ月たったときの変化の違いによる短所を隠して販売している可能性が高い
「ハイブリットタイプ」
バインドタイプに近いものですが、瞬間アンカーコートに特殊樹脂ガラスコートを混合して、
さらに超撥水剤をハイブリッド混合結合をさせるタイプです。
下地を強力に壊すブレイク溶解成分・塗布し忘れ 拭き上げ忘れ防止のマット剤も混合されております。
塗布した瞬間に下地を破壊して下地の油分を強力に破壊・理想の状態をブレイク溶解成分が作り、
瞬間アンカーベースが樹脂ガラスコーティングが密着する下地を瞬時に作成
1日~3日かけ超撥水剤を練りこんだ樹脂ガラスコーティング膜が固定されます。
超撥水剤が常に滞留しますので、ガラスコーティングを施工する際 少量の水が付着しても問題なく作業が完了します。
これまでの コーティング施工のリスクであった
●ブレイク溶解成分による下地の作成リスク
●マット剤による塗布し忘れリスク
●マット剤による拭き上げ抜けリスク
●拭き上げ忘れによるリスク(施工した次の日でも拭き上げ可能)
●飛散リスク(超薄膜なのでマスキング不要 )
●超撥水剤による 天候不順完成不良リスク
●コート膜完成後のコート除去のリスク(パーツクリーナー等で除去可能)
●ブレイク溶解成分による再施工リスク
がほぼありません。
養生の必要が無く、インターバルタイムもほぼ無いので失敗知らずの魔法のコーティングとなります。
施工が極端に簡単という特性も持ち合わせています。
液体ワックスを塗布するレベルの施工となります。
ポイント
●施工が超簡単
●施工リスクがほぼない
●撥水性 防汚性 対傷性が高い
●塗装の種類を選ばない(つや消しに施工できる)
「世代別に見るガラスコート剤」
世代別にガラスコート剤を並べると
第1世代 アクアミカ・ポリシラザン系(CR-1 クォーツガラスコーティング など)
第2世代 樹脂系 トップコートができないタイプ (ピカピカレイン 俺のコーティング など)
第3世代 樹脂系 トップコートが自動でできるタイプ (俺のコーティング GZOX インフィニティ ブラストSなど)
第4世代 バインドタイプ(ハイモースコート など)
第5世代 ハイブリッドタイプ(マジックガラスコーティングレボリューション)
となります。
第一世代の二輪ガラスコーティングは嘘だらけのコーティングとなりますので十分ご注意ください。ただし、防汚性能は向上します。
みなさんの想像しているガラスとは窓ガラスなどのものを想像しているでしょうが、現存するガラスコーティングはそのようなガラスとは素材も厚みも違います。
アクアミカ系はガラス膜ではなく、ガラスビーズを展開。
樹脂系その他はきちんと膜を形成するけどガラスのように硬いわけではない。
キチンと膜を形成する樹脂系ガラスコーティングの完成膜硬度は窓ガラスやビンなどに使われているガラスより強度は無く、 鉛筆硬度上それらのガラスに近い硬度は出ますが、結合力及び膜厚の関係で、ガラスコーティング硬化後の結晶を砕いても、 紙などが切れるガラスにはなりません。
ただし、ケイ素濃度が高ければ高いほど硬くなり、本物のガラスの雰囲気に近くなっていくことは事実です。
ガラスに近い硬度・密度を出せる樹脂、もしくはガラスそのもの なおかつ 厚みがあり、防汚などの特殊能力が備わっているものが一番の選択肢となるはずですが、実際はなかなか難しく、硬度9Hの樹脂タイプガラスコートを実現するには、塗装に密着結合させる「密着剤」が成分として入れる事ができなかったり、光沢を上げる「光沢剤」がいれられなかったりするので、塗装してあるボディに施工でき、なおかつ生活レベルで耐久性が取れる膜厚の硬度9Hの樹脂ガラスコーティングは今現在存在しません。
膜を形成する樹脂タイプ バインドタイプ ハイブリッドタイプ
膜を形成しないがガラスビーズに転化し表面を改質するアクアミカタイプの選択になると思います。
(アクアミカ系の硬度9Hの件は他のQ&Aで衝撃の内容を明記します)
重要なのは「施工してすぐ」ではなく、「数ヵ月後 1年後」に説明通りの能力が発動しているかです。
硬度などはあくまで試験の内容であり、実際に乗り物に施工したときとは全く違うと言うことを知っておかなくてはなりません。特にアクアミカ系の試験時と実際施工時には猛烈に違いがあります。(他のQ&Aで書きます)
擦れに対しても同様で、表面の性質が施工直後とその後の使用時にズレが生じるものも消費者を騙す顕著な手口です。
重ね塗りのコートも同様の悪質な手口で できたとしても2回ほどが限界です。
それ以上のコートの厚塗りは そのコート剤の性能がとても低いと言うことを表しており、性能の高いものほど重ね塗りできません。(別のQ&Aで明記します)
ガラスコーティング施工後 ボディの扱い方は変わる?親水と撥水の違いは?
結果から言うと かなり変わります。
強撥水以上のタイプは劇的に大変になると知っておいてください。
以下本文です。
汚れが付きにくくなる 洗車が楽になる 撥水を楽しむ 親水を楽しむ 色々なガラスコーティングの楽しみ方があると思います。
ではその後のボディの取り扱い方はどのようになるのでしょうか。
大事な事が2つあります。
●ボディに無意味に触らない
●正しい洗車を定期的にする
この2つを守ればボディ状態を長く綺麗に保つ事ができます。
まず知っておいてもらいたいのですが、空気中には「ホコリ」「油」「花粉」「粉塵」などが常に飛んでいます。
この「ホコリ」実はほとんどが「小石」です。
つまりボディに無意味に触るとその「小石」でゴリゴリ削っているようなものなのです。
乾燥している状態で布などで不用意に拭くのはボディに致命的なダメージを与えます。つまり
●ボディに無意味に触ると傷が入ります。
では濡れている状態では良いのかというとそうでもありません。
なぜなら空気中には「油」も飛んでいます。
この「油」が「小石」とくっついて接着剤のようにボディに自然に付着していきます。
正しい洗車とはこの「小石」をボディに傷をつけずに取り除く事が半分以上を占めます。
①ボディに水を大量にかける(ホコリ単体の物が流れ落ちます)
②シャンプーのスプレーをボディにかける もしくはスポンジにシャンプーの泡を乗せてボディの上にポンポン乗せる(絶対にこすらない) (油と結合しているホコリが解除されます)
③水で洗い流す
④ここから通常の洗車をしてください。
⑤最後に乾燥する前にセーム革等で水分を回収して完了です。
ポイントは曇りの日に行うこと 炎天下では絶対に行わないで下さい。
油と結合しているホコリ(小石)を解除する事が非常に重要となります。
「ホコリが乗ったら払う」、「汚れたら洗う」、というただこれだけの作業がコート膜やボディに甚大な被害をもたらす場合があります。必ず知っておいてください。
ではどれくらいの頻度で洗車をするものなのでしょうか?
それはかけているコーティングの種類によります。
大きく2つに分けると「撥水」「親水」で分かれます。
撥水コーティングの洗車頻度
ズバリ頻繁に洗車しなくてはなりません。
その期間は1週間~3週間おきです。洗車しすぎても そうでなくてもダメです。
では、なぜそんなに頻繁に洗車しなくてはならないのでしょうか。
まず、知っておかなくてはならないのは「撥水は汚れやすいです」
撥水タイプは親水状態に比べて、水分が蒸発するスピードが遅いので乾燥までに空気中のホコリをどんどん回収します。
最後には点のような跡が残り また雨が降るとそれらが撥水の邪魔をして どんどんボディが撥水しなくなります。
撥水が原因でボディがどんどん汚れていってしまうわけです。
それらを定期的に取り除かなくてはなりません。
撥水する=ボディが汚れやすい
汚れ=撥水しない
また、撥水タイプにとって致命的な事があります。
それは空気中から飛散する粉塵です。
その粉塵が雪のようにボディに積もっていきます。
でその粉塵を積もらせておくと撥水トップコートが壊れます。
どのくらい放置すると壊れていくかと言うと2週間が一つの目安となります。
撥水を維持したいのならば2週間おきには正しい洗車をしなくてはならないと言うことです。
しかし、洗車によって撥水トップコートも削れます。
なので撥水タイプのガラスコーティングは撥水させるために洗車をし、自ら撥水トップコートを壊していく運命なのです。
ですので、洗車の最後にトップコートを補充する保護コートをすることをお勧めするわけです。
下の画像は 左側が強親水ガラスコーティング 右側が超撥水ガラスコーティングです。
実際に雨が降った後、空気中の砂が水分に付着して乾燥した状態です。
しかも1晩でこうなります。(表面が見やすいようにコントラスト比は変えております)
こうなってしまったら撥水能力は激減してしまいます。ですので、洗車が必要なのです。
親水コーティングの洗車頻度
親水は撥水に対して洗車頻度は低くなります。
なぜなら空気中に飛んでいてボディに付着する「油」が雨で流れ落ちるからです。
ですので洗車の頻度は2ヶ月以内となります。
親水能力は空気中の「油」等で低下しますので、定期的に洗車でリセットする感じです。
当然ウォータースポットもできにくく、ボディも水分が付着してもすぐに乾燥します。
撥水タイプよりも遥かにボディ管理がしやすく、洗車頻度の関係上、磨き傷ができるスピードが低いので、個人的にはお勧めです。
ただし、親水にも性能が色々あり、超親水に近いものもあれば、疎水(撥水)なのに、親水タイプと言っている業者もいるのでご注意下さい。
ガラスコーティングは超親水に近い能力を発揮していても実際使用時はノーマルボディに近い水の残り方をするので知識に入れておいた方が良いです。
参考までにノーマルボディは「油」が親水性ガラスコーティングに比べ流れにくいです。
洗車スパイラル
撥水タイプ
●コーティング
↓(1週間)
●空気中に飛んでいる油が雨で流れない、雨水の乾燥が遅いので汚れがこびりつく=撥水低下
↓(1週間)
●撥水低下により さらに汚れがこびりつく
↓
●洗車(洗車により撥水トップコートが減少)
以下繰り返しで半年~1年ほどで機能低下
親水タイプ
●コーティング施工
↓(~2ヶ月)
●空気中の油が雨で流れ落ちる 雨水の乾燥が早い&広がっているのでホコリが薄く堆積する(雨で流れ落ちる)
↓
●洗車をすることにより、雨で落ちなかった汚れを落とす(親水性復活)
以下繰り返し
つまり、
洗車頻度が頻繁で、1年くらいで撥水しなくなるけど、どうしても撥水したい方は撥水コーティング(洗車のたびにマジックガラスコーティングする場合は別)
洗車頻度を落としたく、別に撥水しなくても良い場合は親水ガラスコーティング
ガラスコーティングショップは ガラスコーティングすれば綺麗が長持ちと言うが、一長一短で重要な事は「キチンと説明すること」です。
それらをキチンとしないから間違った知識がついてしまうんです。
撥水=最強 ←これは100%間違え
ガラスコートってどんな風に施工するの?
ガラスコートの施工は基本的には簡単です。
①脱脂
②ガラスコート塗布
③規定の時間放置(通常5分から10分)
④ガラスコート拭きあげ(メタルクォーツNEOは拭きあげ作業はありません)
⑤規定の時間放置
たったこれだけです。
施工対象パーツと対象外パーツが密接している場合は、マスキングにて事前に付着防止処理をしておきます。
マスキング処理をする理由は ガラスコートを塗布する際のほかのパーツへの付着防止が20%くらいで、 拭きあげ時のタオルに付いたガラス剤が他のパーツに付着する事を防止するのが80%くらいです。
もし意図しない部位についてしまったり、失敗した場合は「ガラスコート溶解剤」で3日以内でしたら拭き取りすることができます。
1週間以上たちますと、ガラスコートの種類によっては拭き取りしにくいものもありますのでご注意ください。
当店での施工の際はパーツなどは「取り外ししやすいものは取り外して施工しています」 アッパーカウル タンク テールカウル は取り外ししないで施工し、 スクリーンや サイドカウル(シート下の小さいもの) フロントフェンダー などは取り外しして施工する場合が多いです。
施工前に取り外せるパーツでも コーティング後に取り付けする際に傷が入る事を避ける為そうしております。 ステッカーやタンクパッドは施工後貼れなくなる場合が多いのでマスキングで処理します。
お客様がご自身で施工される場合もパーツは極力はずさなくても良いと思います。(サイドカウルなどは除く) 特にブラストSは施工後拭きあげが簡単に完了いたしますので、パーツを取り外す必要性が極端に低くなっております。
現在他社のコーティングを施工しています。その上にガラスコート剤は施工できるのでしょうか?2度塗りはできますか?
他社様のコートをしている場合
そのコーティングが、ワックス ガラス系コーティングの場合は脱脂作業をするだけでほとんど除去できてしまいます。
ですので、ワックスやガラス系コーティング(ボトルがプラスティックのもの)は脱脂をすればほぼガラスコーティング施工可能状態となります。
ガラスコートしている場合はそのガラスコートが撥水タイプかどうかを見極めなくてはなりません。(その車体に現存しているガラスコートの状態のお話です)
脱脂作業をしてみて その後に水を弾くかどうかが非常に重要になります。
水が明らかに弾いている場合は「ガラスコート溶解剤」をタオルに取り、表面を擦ってみてください。 水を弾かなくなればその状態の上ではリアルのコートでも他社様のコートでも施工できるはずです。
どうしても不安な場合はコンパウンド等でコート剤を除去してください。
ただし、コンパウンドでもコート剤が除去できないガラスコートも存在しますのでご注意ください。
重ね塗りができるガラスコート剤には ある条件が必要になります。
●ボディに塗る際に、ガラスコート剤の粘性が高いものであること
が重要となります。
撥水性のコーティングで、塗る際に水のようにサラサラのものは
弾いてしまうので、2度塗りに適しておりません。
撥水性のガラスコートでサラサラの粘性の場合は撥水トップコートができる前に2度塗りしなくてはなりません。
そのときはまだ膜の状態も不安定です。なおかつ、新しく塗るコート剤には溶剤が含まれていますので、1回目のガラスコートもある程度溶けて無くなってしまいます。
つまり気軽に重ね塗りができるガラスコート剤は
「粘性が高いもの」に限られます。
自動2層式で撥水トップコートができ、粘性が低いタイプの場合はトップコートやベースコートを破壊してからの施工となりますので、塗り重ねる事ができません。
4層コートや10層コートなどは上記条件のコート剤しかできません。
極度の撥水性 粘性が低いコート それらの条件に当てはまるもので
4層コートや10層コートなどをセールスに入れているものは
消費者を騙す悪質な手口の可能性が高いです。
本当にガラスコート剤と言う事をチェックする方法は?
ガラスコート剤を「鏡の上に1滴垂らして固めてみれば1日~3日でわかります」
(完全に硬化するのは14日~30日ほどかかりますが、それでも十分判別できます)
鏡の上にコート剤を置くと、固まるスピード 透明度 硬度が見えます。
1日以内もしくは1日ほどたつとある程度 固まるのがガラスコート剤です。
表面硬化は1時間くらいで通常起きます。(まだ柔らかいので触るのは注意してください)
2日たっても固まらないのは「消費者を騙す悪質なガラスコート剤」といえます。
硬度は鏡の上のガラス剤を鋭い金属の棒などで引っかいてみたり、6H などの鉛筆で引っかいてみたりすれば分かります。
ガラスに付着しますと取れなくなりますので、破棄しても良い鏡でお試し下さい。
ガラスコートが施工できる対象物はどんな素材?
ガラスコートを施工する上で重要な事柄の一つに施工対象物があります。
ワックスとガラスコートの違いの欄で説明しましたが、ワックスは基本的に重ね塗りできるということは、 どんなものにも、適度には塗布することができるということです。
また、ワックスは効果期間が短いし、効果が無くなったら、再度塗布すれば良いだけなのですが、
ガラスコートは効果時間が長く、なおかつ再施工が難しい場面もあるので、塗布する素材は慎重に選ばなくてはなりません。
一言で申しますと、通常施工方法では「ガラスコートが施工できる素材はほぼ決まりごとがあります」
分かりやすく言うと、塗って拭きあげしても
●効果がないもの ×
●効果が長期間続かないもの △ (触らなければ効果は持続します)
●効果が長期間続くもの ◎ の3つに分類されます。
厳密にいうとガラスコートによって塗布できる素材の得意分野が微妙に違うのですが、 基本的なガラスコートに共通する大まかな決まりごとは、
●塗装面 ◎
●金属面(メッキは除く) ◎
●ガラス ◎
●樹脂 △
●メッキ △
●アルマイト △
●ゴム ×
という内容になります。
簡単に申しますと、「どの種類のガラスコートも塗装面には使用できる」と言うことです。
ただし、商品によって構成物質が違う為、コート完成後の「硬度」「膜厚」が違ってくると同時に、ガラスコートの種類によって
「塗布しやすさ」 「拭き取りまでの放置時間」 「拭き取りの際の労力」 「硬化後の透明度」 「硬化後の特殊能力」
が違ってきますので、当店の商品は「施工対象素材」に対して最適なものを選んで、 その得意分野の枠にその商材を当てはめております。
ではなぜ施工対象物の素材によってガラスコートの耐久性が変わるのでしょうか?
それは主に理由は3つあります。
●ガラスコートは塗装面の構成粒子より小さい粒子で構成されているため、ガラスコートは塗装面に浸透結合する。(塗装面)
●浸透結合しない場合は 「官能基」(手みたいなもの)があれば結合する。(ガラス 金属)
●浸透もしなければ「官能基」も無いので結合もしない。(プラスティック 樹脂 メッキ)
この3つの素材があるという事を知っておいて下さい。
樹脂の場合、透明なタイプもしくは不透明なタイプ一様に樹脂表面にすでに保護の為コートがかかっている場合がほとんどで、 ガラスコートを塗布してもすぐに剥がれてしまう場合があります。(スクリーン ウィンカーなど) 黒の樹脂で、上面がザラザラしている場合は耐久性はかなりあがります。また、表面が紫外線劣化などでスポンジのようになっている場合は浸透するのでかなり耐久します。
新品の黒樹脂にはガラスコーティングは絶対に行わないで下さい。
樹脂は油を練って作られるのですが、新品時から1年ほどは内部から油が流出します。
施工直後は黒々して気持ちが良いのですが、内部からの油により、コート膜が剥離し、
白濁します。
よって黒の樹脂部分は新品時から1年後以降の施工が推奨となります。
特にメッキに関してですが、ガラスコートと結合する官能基(手みたいなもの)が無い為、ガラスコートとうまく結合しません。 メッキに塗装が乗らないのも同様の理由です。
メッキなどにガラスコートを塗布する際は、基本的にメッキとガラスコートは結合していないということを知っておいてください。 つまり、ガラスコートは乗るし、撥水などの能力は問題なく発揮するが、 物理的接触に極端に弱いのです。(弱いといっても表面で膜になっているので、無理やりな触り方をしない限り大丈夫ですが)
イメージは先ほどの「メッキに塗装した状態」と同じです。 耐久性も下地と密着していないので長くは持ちません。 通常のガラスコートですと、物理的接触があまり無い部位で通常使用で6ヶ月ほどが耐久となると思います。
金属にガラスコートする際は 透明度 膜厚 共に非常に重要になります。 透明度が悪いとメッキや金属部分がくすみ、厚みがないと長期間素材を保護できません。
誰が施工しても一様にうまくできるものでしょうか?
誰が施工しても施工がうまくいくように、説明書及び動画等で詳しく解説するつもりですが、 ガラスコートという商材はワックスとは違い、硬化する塗料のようなものです。 ですから「施工する人によっては失敗もすると思います」
塗装は誰が行なってもうまくいくでしょうか? ほとんどの方がNOというと思います。
ではガラスコートは塗装ほど難しいのでしょうか? それもまた、NOです。
ワックスほど気軽には塗れませんが、
「 施工対象の脱脂をきちんとすること また、脱脂剤が残らないようにすること 」
「 施工対象近辺の施工対象外部位をきちんとマスキングすること(付着防止) 」
「 雨の日 風の強い日 直射日光が照りつける夏場は作業しないこと 」
などの基本的な事をきちんと守ればほぼ成功します。
ただし、 「上記が守れなかったり」 「塗布が少なかったり、多すぎたり」 「拭きあげが早すぎたり、遅すぎたり、強すぎたり」 すると失敗する可能性はもちろんあります。
これらの要項をきちんと説明書どおりに行なえばほぼ成功すると信じております。
ガラスコートの施工は簡単ですか?と聞かれたら迷わず「簡単です」と答えます。
誰でも施工できると思わなければ売ろうと思いません。 ただし、プロでも上記内容を守らないと絶対に失敗します。
コーティング施工ショップはコートの施工の簡単さを隠している場合が多いです。(ただし手間はかかります)
ただし、研磨などは本当に技術が必要になります。
「研磨技術」にお金を払い、「コーティングの手間」にお金を払うようなものです。
REALコーティングの商材は車用の商材と比べると遥かに施工が難しいものも混じっておりますが、 施工を行なってもらえば、「えっ?これで終わり?」とも思うかもしれません。
ただし、施工が難しい車両もあります。 それは施工対象部品一つ一つが密接している車種です。
国産ネイキッドなどはタンクとカウルが大抵分離してますよね。 それらは施工は大抵簡単です。
施工が難しい車種とは フルカウルなどのタイプでカウルが密接しているタイプです。 施工対象が密接していると施工が一気に難しくなります。 その場合は施工対象部位以外の境目にマスキングテープでコート剤が付着しないように処理しなくてはなりません。
施工後コートを施工した側にはマスキングテープは貼れませんので、非常に注意しなくてはならない点です。
施工動画を見た後に、自分のバイクで行なった場合のシュミレーションを頭の中で行なってみて「これは面倒だ」と感じれば 施工は辞退したほうが良いと思います 。
ガラスコーティング施工は完全に自己責任ですのでご了承ください。
野外での施工でも大丈夫でしょうか?
結論から言いますと大丈夫です。 ただし、条件があります。
●雨が降っていないこと
●風が強くないこと
●太陽熱でボディが熱くなっていないこと
●気温が低すぎず(6度以下) 高すぎない時(30度越え)
が必須条件となります。
一般的なコート剤は気温6度~30度 湿度10%から80%ほどの間でしたら問題なく施工できます。 ただし、一番の適温湿度は 18度前後 湿度40%前後です。
この数値がコート剤の施工に一番適しているうえ、施工後コート剤が安定生成されやすい目安となります。
6度付近だと問題があるのかと言うと施工中は特に問題がありません。 コート剤の伸びも普通ですし、拭きあげまでの時間等も少し延びるくらいで問題ありません。
問題があるのは暑いときです。 暑いときはコート剤を塗布した後、拭きあげ作業をする際に、その時間が極端に短くなったりします。
拭きあげしながらもどんどんマイクロファイバータオルの重さが重くなってくるので大変です。
なので、説明書等では塗布後の拭きあげ目安時間が書いてありますが、 それは基本的な時間帯であって、実際にマイクロファイバータオルで触って粘度を見るのが重要な作業となります。
コート剤塗布後 微細なゴミや砂が混入しても拭きあげ時に同時に回収されるようになっております。 慌てずに作業してみてください。
ただし、許容できない大量の砂やゴミが混入した際は、そのコートはあきらめて、 ガラスコート溶解剤にてコート剤を丁寧に拭き取り、再スタートしてください。(施工部位による)
ガラスコーティングに必要なものは?
施工する人 部位によって変わりますが、最低限必要なものは
●ガラスコーティング剤
●コーティング施工スポンジ
●脱脂剤
●マイクロファイバータオル 2枚
(脱脂1枚 ガラスコート拭きあげ1枚 ボディ全部を施工する場合は3枚から5枚程度必要になる場合があります)
の4点です。
脱脂って重要?
脱脂作業は超重要項目の一つです。
ガラスコーティングの脱脂は塗装と同じ考えで良いと思います。
塗装面に強力に結合する為にはその間に油分などが入っていないことが重要条件となります。
ポイントは
●溶解能力が弱すぎても強すぎてもダメ
●乾燥スピードが速すぎても遅すぎてもダメ
●アルコール系の脱脂剤は溶けるものがあるのでダメ
●脱脂シャンプーは成分が残りやすいのでダメ
脱脂を怠るとコートが定着しにくくなり、耐久性が落ちます。
また、脱脂剤が残ったままコートすると白濁したりします。
ボディにとって一番良い脱脂は「お湯をかける」のが良いのですが、ふき取り等の問題があります。
水溶性アルコール系脱脂剤を使ってお湯をかけて除去。このパターンが車では最善の方法と思われますが、
バイクにアルコール系は基本的に不可ですので、石油系脱脂剤で脱脂を行ないます。
最終的に一言でまとめますと、「石油系の脱脂剤で速乾から中速乾 洗浄能力は適度に強め」がお勧めです。
塗布後、拭き取りの際 拭き取り残し(白い線のようなまだら模様)は必ず念入りに拭き取ってください。
当店では念のため脱脂後、水を含ませたタオルでさらに拭く場合もあります。
その際は水道水ではなく純水を使います。そして乾燥させてから作業に入ります。
ムラってなんですか?
ガラスコートにおけるムラとは施工時に起こる現象で、
主には二つの症状があります。
一つは
虹のようになっている部分がある。
二つ目は
物体がその部分だけぼやけて見える
という内容です。
どちらもコート剤の拭きあげ作業不足によって起きます。
原因はコートの厚みがその部分だけ厚いからです。
ムラがあるかどうか確認するにはタオルなどを自分が見ている反対側にかざすと良く見えたりします。当店ではそのような方法で最終ムラチェックをしております。
ガラスコーティングすればサビは発生しませんか?
よく聞く話ですが、「ガラスコーティングしたらサビが発生しにくくなる」とありますが、
それは状況によります。
まず、錆びには 「空気中の水分で発生するサビ」 と 「直接水分等が付着して発生するサビ」 があります。
「空気中の水分で発生するサビ」は下記の②以降のガラス剤タイプであれば、かなり進行スピードを下げることができます。
問題なのが、「直接水分等が付着して発生するサビ」です。
「空気中の水分で発生するサビ」に対して「直接水分等が付着して発生するサビ」は進行スピードが何百倍も高いのです。
そのことを主旨に下記を明記します。
ガラスコーティングには厳密にいうと4つのタイプがあり、そのタイプごとに防錆等の能力が違います。
順番で表すと
一番防錆能力が低いものは
①アクアミカ ポリシラザンタイプです。
このタイプは、ほぼ100%本物のガラスに転化しますが、 塗布後 表面に体積するガラス剤が膜にならない(スプレーでも手塗りでも同様でガラスの粒子が点で存在します。0.1ミクロンから1ミクロン)&撥水タイプではない為、水分が内部に貫通し、防錆はまったく期待できません。傷も埋まりませんし、艶も上がりません。防錆効果もありません。ただし、表面を改質する効果があり、正しく施工されていれば効果時間が長く、防汚効果は高いです。
次に
②樹脂 クォーツタイプで撥水タイプでないもの 手塗り 拭きあげ作業ありのタイプです。
このタイプは塗布後 表面に薄い膜を形成します。ただし、膜ができていない部位が存在し、
なおかつ撥水しない為、母剤に水分が到達します。塗布後かなり短期間で錆が発生します。
インターネットなどで市販されているほとんどタイプがこのタイプにあたります。
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次に
③樹脂 クォーツタイプで 撥水タイプのもの 手塗り 拭きあげ作業ありのタイプです。
このタイプも上記と同じく膜ができていない部位が存在しますが、撥水効果がある限り、水分が母剤に進入しにくいです。
撥水性分が能力を発揮しているしばらくの間は防錆効果が期待できます。
当店の グラスグロス がこのタイプになります。
次に
④樹脂 クォーツタイプで 手塗り 拭きあげ無しの施工方法の場合です。
このタイプは完全に膜が形成されており、水分が内部に入り込みません。膜が破壊されない限り腐食を防止し続けます。
ただし、拭きあげをしない場合は透明度が如実に反映される為、施工後白く曇ったりし、金属の風合いが壊れてしまう場合があります。
また、厚みが出るとガラスコートの成分の含有率により、硬化時自然に剥がれたり、亀裂が入ったりすうものもあります。
拭きあげしないものは 厚みが出ますので、成分含有率 透明度 等が非常に重要になります。
当店のメタルクォーツNEO(廃盤) がこのタイプになります。
結果として 塗布後拭きあげ作業無しのコート剤以外は腐食の進行があります。
固まるのか固まらないのか微妙な商品で、コート膜が非常に薄くワックスに近い商品は塗布後は防錆効果は若干発揮しますが、
擦れなどに弱く、平面部分では能力はすぐに無くなってしまいます。
メッキのピンホールに入っていても同様です。
上記の順番的には①と②の間に属します。
当店のメタルクォーツNEOは
ケイ素濃度99% 硬度9H 膜厚10ミクロンという状態を、拭きあげ無しという施工方法で達成しております。
他のガラスコート剤をこの特殊スポンジを使用して拭きあげ作業無しという施工方法を取っても 完成後の透明度が悪いので、
うす曇の状態になってしまいます(ガラスコート業界のほとんどのコート剤は施工後膜厚10ミクロン以上になると完成時に薄く曇ります)。
また、それらの商品は完全硬化後の収縮離剥率も高いので、母剤に密着したまま硬化することができない場合が多いです。
さらに硬度の関係で、布などで擦った際の耐久性の問題も重要になります。
透明度に関しては鏡にコート剤を垂らして固めると分かります。メタルクォーツNEOは鏡に垂らして固めても画像に写りません。
離剥に関しては脱脂した100円玉等にガラスコート剤をタップリ垂らして固めると分かります。メタルクォーツNEOはまったく剥離しないので、画像に写りません。
※メタルクォーツネオは現在廃盤となっております。分量50ml以上でしたらお出しする事ができます。
商品見本で固まっている結晶物が良くありますが、まったく参考になりませんので要注意です。
重要なのは 硬度 透明度 膜厚 収縮離剥率 です。
ガラスコーティングをすれば傷は消えますか?
結論から言うと「膜厚のあるガラスコートを掛ければある程度は埋まります」
軽い磨き傷ぐらいでしたら「3ミクロン以上の膜厚があるコート剤」でかなり改善できます。
理由は軽い磨き傷は2ミクロン前後が多いからです。
磨き傷が改善されないコート剤は2ミクロン以下の膜厚の物が多いです。
傷が改善されると言っても膜の内部に傷は存在しているので、よく目を凝らすと見えます。(西日を当てた時など)
当店のグラスグロスなどはある程度傷が改善されます。
「ガラスコートを掛けるとこんなに綺麗になります。」という見本画像がよくありますが、
研磨してからガラスコートを施工しているのかどうか明記していない場合は その画像のほとんどが
「ガラスコート」の画像ではなく「研磨」の画像です。
通常のプロショップで扱うガラスコートは2ミクロン以下のものがほとんどですので、細かい磨き傷等も埋まりません。
綺麗に変わっているのは研磨技術の画像と思われます。
↓参考動画
研磨技術 ㈱パットサービス
ガラスコート対比
インフィニティは現在廃盤となっております。100ml以上でしたらお出しする事ができます。
ボディに自然に付く傷の事を教えてくれますか?
車体に自然に付く傷って何だと思いますか?
実はそれは2つしかないんです。
一つは飛び石などによる傷
もう一つはボディに直接触れることにより付く傷
この二つだけです。
飛び石はどうしようも無いですね。それを防ぐにはフィルム施工という手段しか現状は無いと思います。SPフィルムはラインナップの中で見てください。
ではボディに直接触れることにより付く傷についてお話します。
完全に研磨された塗装面は非常に傷が見えやすく、どれくらいの事をすれば傷が入ってしまうか知ることができます。極限られた人しか知らない事実です。
どれくらいで傷が入るか。
実はボディに砂等が付着していない綺麗な状態で、さらに綺麗なマイクロファイバータオルで優しく拭いても傷は一瞬で入ってしまいます。
素手でも同様で、ちょっと触るだけ一瞬で傷が入ってしまうものなんです。
では空中に浮遊しているホコリや砂を巻き込んだ状態でこするとどうなるか想像はつくと思います。
つまりボディは洗車以外のときは「触らない 触らせない」のが鉄則となります。
洗車の時はどうしても触らなくてはならないのでツボを抑えた洗い方をします。
それはボディの扱い方のQ&Aでも書いてありますので省きます。
では付いてしまう傷の深さを明記します。
●完全に砂が付着している状態で素手などで触り、スライドする → 2~7ミクロン前後の傷
●うっすらホコリが乗っている状態で素手などで触り、スライドする →2~3ミクロン前後の傷
●ホコリが乗っているかどうか分からないが、タオルなどで乾拭きする → 1~3ミクロン前後の傷
●ガラス系コート剤で泡タイプのものをタオルに乗せて拭く → 0.8ミクロン前後の傷
●水洗いをしてから ガラス系コート剤で泡タイプのものを使用 → 0.5ミクロン前後の傷
●正しい洗車をした後に セーム革などで水分を拭き取る → 0.2ミクロン前後の傷
●完全に研磨されている状態のボディを 柔らかいマイクロファイバーで脱脂する → 0.3ミクロン前後の傷
つまり脱脂でも傷が入ってしまうんです。
だからボディは不用意に意味も無く触らない方がよいのです。
ガラス系コート剤で性能がよいものですと 1ミクロンほどの傷は埋めることはできますが、長持ちしません。再びコート剤を塗布しますので、徐々に傷が入っていってしまうわけです。
市販されている車用のガラスコートですと0.5ミクロンほどの傷埋め効果はあるかも知れません。長持ちするガラス系コート剤と考えれば良いと思います。
ガラスコートの性能によっては傷のほとんどが埋まりますが、
埋まると言っても目に見えづらくなるだけで根本的になくなっているわけではありませんので、(クリア塗装よりもガラスコート剤のほうが透明度が高い場合があるため)西日などが差し込んだ状態で傷を良く見ると見えます。
ガラスコートの撥水性はどれくらい長持ちしますか?
撥水能力はとても難しい質問で、洗車しないとすぐにダメになってしまうものですし、間違えた洗車をしてもすぐにダメになります。
一番良いのは密閉空間で触らない。これが一番長持ちします。
次に野外保管の場合は2週間に1度くらい正しい洗車をする。
それ以外はNGです。
なぜなら、空気中に待っている粒子は酸性やアルカリ性に大きく傾いている物がほとんどです。
それが常に雪のようにボディに積もっていきます。
それを放置すると撥水トップコートに多大なダメージを与え、撥水しなくなってしまいます。
よくガラスコートしてあるので洗車をしなくても大丈夫と書いてある文面を見ますが大きな間違えと言うことです。
洗車に関してですが、最初にボディに水をかけて水を使って落ちる粉塵を除去した後に、
必ずシャンプーを使って汚れを落としてください。
シャンプーを使わないとガラスコートが傷だらけになります。
人の体を洗うときと全く同じ考えが必要となります。
洗いすぎもダメ。洗わなさすぎもダメ。さらに正しい洗い方をしないとお肌痛みますよね。
撥水 疎水 親水はどれがお勧め?
よくあるお客様のお問い合わせの中に下記のようなものあります。
「コーティング剤は親水がいいんでしょうか?それとも撥水でしょうか?」
結論としては、屋内保管の車両の場合 親水でも撥水でも最終的な利点には大きな違いは無いです。
野外保管の車両の場合は撥水しすぎないタイプがお勧めです。
撥水タイプは水分付着後蒸発まで多大な時間を要します。
その水分蒸発までの間に空気中の汚れが水にはいり、
結果として車両が著しく汚れます。
親水タイプは水が付いても表面積の関係ですぐに蒸発します。
市販されているガラスコート剤で樹脂タイプのものは「親水」と言ってもは「撥水」 「疎水」 と大差ない性能の親水です。(弱親水状態)
よく見本の動画で「これが親水なんですよ!」と息巻いて解説しているものがありますが、
ホースやシャワーで上のほうから下の方へ大量の水を流していますよね。
これって、ずるい物の見せ方で、実際の雨などとはまったく違う状態なんです。
対してアクアミカタイプなどのガラスコーティングの親水は小雨などでは雨粒がビチャビチャと残りますが、普通に降っている雨などではボディに水滴がほとんど残りません。(強親水状態)
ですので、市販されている樹脂タイプの親水は雨粒がボディに残る疎水に近い弱親水状態と思ってください。
水を大量に上から下に掛けたときに疎水よりも水引けが遅いというだけなんです。
それでは撥水と親水の違いがはっきり分かる時はどんな場合でしょう。
それは「洗車の時」と「車体を野外に数ヶ月放置」したときになります。
洗車の時は撥水も親水も性能は大差ありません。
ただし、洗車後の水分の蒸発は圧倒的に親水の方が早いです。
その為、拭き取りの労力が低減すると同時に、水分が徐々に蒸発することによって起こる埃の巻き込みやシリカスケールも激減します。
それぞれに長所 短所を以下に簡素にまとめます。
●撥水
長所 見ていて綺麗で楽しい
水ジミができやすい 撥水は耐久性が目で見て分かるので、管理がシビア
洗車後はすぐに水分を回収しなくてはならない
●親水
長所 水ジミができにくい 洗車後の拭き取りが楽 管理が楽 自己洗浄能力がある(停車時 大量の水が付着する場合)
短所 施工しても効果を体感しにくい
●疎水
長所 水ジミがそこそこできにくい 洗車後の拭き取りはそこそこ楽 管理が楽
短所 施工しても効果を体感しにくい
参考までに
樹脂ガラスの被膜は特殊能力を加えなければ それ自体は弱撥水です。
これに撥水成分を加えれば、撥水になり、親水成分を加えれば疎水になります。
ただ、それだけで、親水が優れているとか撥水が優れているという事を問題にするのは、あまり意味が無いと思います。
特にガラスコーティングは小雨の場合、親水 撥水関係無く、雨粒がボディに絶対に残ります。
残ればそれが水ジミになる可能性が双方にあります。
ガラスコートすると紫外線劣化を完全に防止できるって聞いたけど本当?
紫外線劣化防止 ほとんどの業者様が誤解しております。
紫外線で劣化した素材にガラスコートをかけると表面に科学的に浸透結合する為に、
クリア層などの表面改善が劇的に起こるのがガラスコーティングです。
ですので、「もう劣化しませんよ」という説明をする業者様が多いのですが、
実際は ほとんどのガラスコートは紫外線を貫通してしまうので素材は紫外線劣化いたします。
その劣化の進行スピードを保護することで劣化を遅くしてくれる可能性がガラスコートにはあるという事です。
つまり、 ほとんどのガラスコーティングには表面改善&紫外線劣化スピードを遅らせる効果があります。
洗車後 水分を拭き取りするのを忘れて白い斑点のようなものがついてしまいました。どうしたら良いでしょうか?
洗車後に水分が付着したままになると ほぼ間違いなく白い斑点(シリカスケール)ができます。直射日光が当たっている際は一瞬で付いてしまう時もあります。
このシリカスケールは水道水の成分にあるカルキやイオン成分が残ったものです。
雨は蒸留水に近いのでシリカスケールはほとんどできませんが、水分が蒸発過程中にホコリを舞い込み 同じ様な斑点ができる場合があります。これを雨染みといいます。
雨染みはホコリの塊が付着しているだけがほとんどですので、普通の洗車で綺麗になると思います。
それに対し、シリカスケールは一度付着してしまうとなかなか落ちないので困ります。
シリカスールやホコリの残留成分がボディ面に残っていると撥水などの能力がその部分だけ落ちますので、なるべく除去したいのです。
シリカスケールの落とし方は色々ありますが、かなり効果が高い方法は
①シリカスケールが付着している部位にタオルを乗せる
②70°~90°位のお湯をかける
③ふやかしたあとシャンプー洗車をする。
その際優しく揉みこすり するようにシリカスケールを落とします。
それで落ちない場合は クレンジングローション等を使うのですが、ローションは洗浄能力が高めの為、トップコートが痛む場合がございます。最終手段と割り切りましょう。
シリカスケール除去は大変です。
主には洗車時にしか付かないものなので、水分が乾燥しないように作業しつつ、
洗車が終了したら間髪いれず水分をセーム革などで拭き取りましょう。
ガラスコート後に洗車に使うシャンプーは専用のものが良いの?
撥水効果を期待する場合は専用のものを使用したほうが良いです。
ガラスコート上の撥水をもたらすトップコートは皆さんが思っている以上に繊細です。
ガラスコート面は基本触らないという条件を普段満たすとして、
必ず触らなくてはならないのは洗車時です。
ボディにキズが付く時というのはほとんどの場合は洗車時という事を何度も言いますが理解してください。
よくガラスコーティングしてあるから水洗いだけで大丈夫といっている業者がありますが、
100%間違えです。
シャンプーは洗車時に付く傷を抑制する「クッション剤」なのです。
同時に汚れも浮かせて取るという役割を果たします。
よってシャンプーは非常に重要な役割を果たしていて必要不可欠です。
ガラスコーティングによって、汚れは施工前より簡単に落ちるようになっています。
ですので弱い洗浄能力でも大丈夫です。
中性 ノンコンパウンドのシャンプーが必ず必要になります。
市場には汚れが良く落ちるアルカリ性のシャンプーでコンパウンド入りのものが多々あります。
そのシャンプーを使うとコート面を確実に痛めます。
ガラスコート専用のシャンプーを使うということは 長い目で見ると車のボディに対しては非常に優しく、ガラスコート保護にも絶対必要といえます。
普通のカーシャンプーは酸性 中性 アルカリ性がありますが、
洗車に使うタイプは絶対中性をお選びください。
酸性 アルカリ性のものを選びますとボディ&コート面を痛める可能性があります。
また、業界初の特殊レジン配合タイプでもあります。
欠損したトップコートを補填しながら 優しく汚れを洗浄します。
簡単に申しますと、ガラスコート本来の撥水能力を回復させる作用を出します。
よって、ガラスコートされていない部位にシャンプーが付着してもあからさまに強撥水したりしませんのでご了承ください。うっすら弱撥水は致します。
他店のガラスコート専用シャンプーは専用設計でない為、
ガラスコートの撥水トップコートを洗浄中に破壊しても撥水成分でごまかすという手法が一般的にとられます。